正しいオーディオ機器で音楽を聴く大切さ


自宅の仕事部屋で使っていたTEACのCDプレーヤが壊れて久しい。もう3年以上になるか。そこでしかたがなく、近所のレンタルビデオ屋で購入した3000円程度のノーブランドのものを使っていたのですが、実に音が悪い。

あまりに音が悪いので、まるで音楽を聴く気がしない。

では、なんでそんなものを使っているのかというと、CD-Rに焼いて納品する際のあくまで動作確認のためのテスト用なのです。

では普段何で音楽を聴いていたかというと、MacにつながったPC用のスピーカーから、ネットラジオをかけていたのですが、しかし、やはり音が悪いので、全然たのしくない。
実は半年くらい前に、実兄からローディングが調子悪い(CDトレイの開閉がうまくいかない)というマランツ製のCDプレーヤをもらったのですが、昨日、正月のヒマにまかさて修理してみた。音いいじゃん、これ!

というわけで、ミックスなどの仕事以外で、きちんとした音響機器でCDを聴いています。

やはり音がいいと、気持ちがいい。細かい楽器の音やミックスのしかたなど、つぶさに聴き取ることができるのです。忘れかけていたわくわくがよみがえる。

最近、よその家に行って、ちゃんとしたオーディオを持っている家はほとんどないですよね。

昔は、「レコード鑑賞」という趣味があったのに、今はもう、そんなカテゴリは存在しないのでしょう。昔は、椅子に座り、コーヒーを淹れ、じっくり音楽を聴いたものでした。

そんな聴き方をする人、少数派なんでしょうけど、たまには、きちんとしたオーディオ機器で音楽を聴いて欲しいというのが、作り手の希望ですね。