ウードのエレクトリック化 その3
緊張のボディ穴開け作業!
さて、ウードのエレクトリック化の続きです。3回目です。
アマゾンで購入した中国製コンタクトピエゾを改造し、それをいよいよ取り付ける作業ですが、その前にウード本体にジャックを取り付けるための穴を開けなくてはなりません。
買ったばかりなのに、そんなことできない! と思っていては、PUを仕込むことはできません。ここは勇気を持って向かわないと。
最初は細いドリル刃で
さて、ではどこに穴を開けるか、ですが、ウードのバックはまるで船底のような形をしています(ラウンドバックといいます)。これは、細い舟型の板を木型に貼り付け作るのですが、ネックの取り付け部分とお尻部分には、その板をまとめるブロック状のものがあります。そこに穴を開けました。それ以外の部分は板厚が薄いので、強度的に問題があるのです。シールドを抜く時にバリッ! といってしまう可能性もなきにしもあらず。
というわけで、位置をしっかり決め、まずは3mm程度の細いドリル刃で丁寧に穴を開けます(上写真)。
太いドリル刃にチェンジ
無事貫通したら、ついでもう少し太いドリル刃に替え、穴を広げます(右写真)。
結構緊張します。丁寧に丁寧に。
リーマーでさらに!
しかしこれでもまだジャックが取り付けられないので、さらに広げます。ここで登場するのが「リーマー」という工具。これでゴリゴリと穴を広げます。ちなみにこのリーマー、中学生の頃に買ったものなので、かれこれ40年近く使っているわけです。
最後は丸棒タイプのヤスリ
最後は丸棒のヤスリで仕上げます。これでようやくジャック取り付けの径になりました。あまり穴が大きいとガバガバになってしまうので、その都度様子を見ながら行ないましょう!
なおボディ内にも木くずが落ちているので、掃除しておきます。
続きはまた今度!
以下、オススメPU。興味があれば、購入してみてください。