ミックスについてその1


ようやくシャルキィロマの4枚目にあたるアルバムのミックスがおわりました。

いや今回も死ぬほど大変でした。毎回なんでこんなに大変なんでしょう。とはいえ、僕にとってはとても好きな作業というか、本領が発揮できる作業なのではありますが。

 

さて、そこで思うこと。

Illustratorというデザインをする定番ソフトがあります(それの講師もしてます:w)。プロ用の定番ソフトとして広く使われている反面、それなりに機能が多いので、そう簡単に操作できるものではありません。習得には鍛錬が必要です。

しかし、そういったソフト、機能を覚えて使えるようになったからと言って「デザインができる」というのとは全く別問題。しかしにもかかわらず「自分はイラレ使いで、デザインができる」と思っている人、けっこう多いんです。もちろん、そういった人が作ったチラシなど見るや、一見して素人丸出し。公民館に貼ってあるサークル募集のチラシなどとそう変わらない。当然ながらフォントの知識、写真加工の知識などもないので「普通はこんなことしないだろう」的な箇所が満載状態なことが多いのです。

さて、ミックスに話を戻します。

音の制作にはDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼ばれるソフトを使用します。ProToolsとかCubase、Logicなどがそう。これらのソフトもプロの音源制作の現場で使用されるので、やはり習得にはかなりの時間を要しますが、これも先のイラレ同様、使えるからと言って「いい曲が書ける」「いいミックスができる」というのとは、まったくの別問題なのです。そのあたりわかってない人、多いのが事実。

続きます。