ウードの弦は6コース11本


よく弦は何本あるんですか? と聞かれるのですが、11本ですと答えるとほとんどの方は驚きますね。

と内訳は1コースから5コースまでは復弦、つまり2本ずつ。一番低音の6コースは2本張ることもできますが、通常は1本。つまりこれで11本というわけ。

ウードの弦はガットギター(クラシックギター)と同様ナイロン弦が張られていますが、ガットギターのそれを代用することはできません。太さやテンション(張りの強さ)が違うためですが、人によっては張ることもあるようです。というのも国内でウードの弦はほとんど販売されていないため。最近ではアマゾンなどで購入できますが。

弦は、1コース、2コースはプレーン弦、3〜6コースはワウンド(巻き弦)なのですが、中には3コースもプレーン弦のセットもあります。僕は3コースは巻弦のほうが音は好きですね。