小さな頃から、父の仕事の関係で転勤を重ねてきたせいか、地元意識というものが皆無なの です
だからお祭りやお神輿とか、全く興味がない。当然ながら盆踊りなど一度とて踊ったことがないし、あの輪に入ることには、むしろ嫌悪すら覚えていたほど。
今日は音響屋さんの知人からの依頼で盆踊りの音響仕事。都内某所にて。
これはこれでとても大変で、とにかく体力。暑いし埃っぽいし、蚊は多いし。機材は重いし。
しかし踊ってるその地元の人達の姿をみて、和やかな気持ちになったのでした。皆さん楽しそうなので。
ま、それにしても婦人会のご婦人たちのおどりのゆるさはともかく、太鼓の人らの下手なこと下手なこと。あまりの下手さに思わず苦笑い。全くオケに合ってない。もっと練習しろよ、あまいら（笑）。
しかし演奏も踊りも下手でも楽しむことが一番。満足いかないパフォーマンスをしてしまったことでガックシ落ち込むのは、僕らプロの連中に任せておけばよい。
だから、アマチュアの下手なパフォーマンスは、最近逆に楽しめるようになってきたのです。いよいよ僕もオトナになってきたのかな？
いやね、だってプロを目指しているわけじゃないでしょ？ならただ楽しめればよいのです。下手でもなんでも。
あと関係ないですが、日本人の女性の浴衣姿はすきだな。下手な流行りの洋服よりずっと美しい。間違いなく美しい。
僕もそろそろ和装の人になりたいなと思った。夏の日。