空蝉


この時期になると思い出す「空蝉」うつせみという言葉。

セミの抜け殻の意味もあるが、

この世に生きている人間。古語の「現人」(うつしおみ)がなまったものとされている。

転じて、生きている人間の世界、現世のこと。

どちらも儚い感じがしてとても好きな言葉だ。