猫のスプレー行動と臭い対策
◆猫のスプレー行動
雄猫に見られるスプレー行動とは
スプレー行動とは、雄猫が自分のテリトリーを主張するために、あちこちにおしっこを少しずつして臭い付けする行動（マーキング）です。おおよそ7ヶ月ぐらいすると、その行動が始まります。
強烈な臭いのスプレー尿
スプレー行動のおっこには、普段のおしっことは違うフェロモンが含まれ、さらに強烈なにおいがします。
部屋じゅうの家具などにされてしまうと、大変なことになります。また、しつけで治るものではありません。
もしスプレー行動をしてしまったら、丁寧にお湯など使ってにおいを取り去り、消臭スプレーや猫が嫌がるお酢を水で薄めてスプレーしておきます。
基本的に猫は自分が安心して生活できる環境があれば、テリトリーを主張する必要もないのですから、スプレー行動をしません。スプレー行動を止めない場合、まずは環境を見直すことから考え直してみましょう。
雌もあるスプレー行動
スプレー行動は通常雄猫に見られるマーキング行動ですが、発情期の雌猫にも時折見られます。
スプレー行動の原因
原因は以下が考えられます。その原因をつきとめ、解決することで、行動を抑制することができます。
- 発情
- テリトリー主張
- ストレス
去勢手術で解決
猫のスプレー行動は、性成熟とともに始まる行動ですので、スプレー行動をする前に去勢手術をすることで、ほとんどなくなるようですが、去勢手術をする前からスプレー行動をしてしまっていると、なくならない場合もあります。また、窓越しに別の猫を見た際に、縄張りを主張してスプレー行動が起こってしまうこともあります。
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