猫の飲み物について

◆猫の飲み物について

猫の水分補給方法


 ドライ・フードを与えている場合には、水は必須です。猫は特に腎臓を傷めがちなどので、水はいつでも飲める状態にしておくことが望ましいです。では、どんな水をおいておくべきでしょうか。とりわけアルカリ・イオン水や硬水を飲ませる必要もありません。むしろミネラルの多い水は結石のリスクを高めるので避けるべきです。

 水道水でも大丈夫ですが、汲み置きしておいたものがよいと思います。カルキが心配なら浄水器を通したものを与えましょう。しかし、浄水器を通した水は長持ちしませんので、最低2回は取り替えましょう。

>>水を飲ませなくてはいけない理由アイコン03

水を飲むための器

 猫の水01器においては、なんでもよいのですが、できれば陶器か、サビのつかないステンレス製のやや大きめなものよいでしょう。猫にとってのひげは、非常に重要な感覚機関であるため、器にひげがあたることを喜びません。その意味でやや大きめなものがよいと言えます。これはフードにも同じことが言えます。

給水器

 また、常に循環し濾過する機能がついた給水器といったものもあります。留守がちという方にはオススメです。

 

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★コラム あまり水を飲まない場合
せかっく用意した水を飲まないくせに、水道の蛇口からの水滴をなめるのが好きな猫、お風呂の残り水が好きな猫…と様々です。お風呂の残り水が好きだからと言って、そればかり与えるのも問題です。おそらくそれは一度温めたことでカルキ臭が飛んだからではないかと思います。一度温めて冷ました水を与えてみてはどうでしょう。しかし、冷蔵庫で冷やすなどするとお腹を壊す場合もありますので、注意してください。  また下痢などを起こすと、脱水症状になることがあります。もしそのような状態を発見したら、スポイトなど使い、口の脇から強制的に水を補給させてやりましょう。 

牛乳は与えていいの? 絶対ダメです!

スクリーンショット 2015-10-04 10.49.52 よく子猫を拾ってくるとまずミルク(牛乳)を与えて…といった図があたまに浮かぶかもしれません。また実際猫を飼ったことがない人は、この行動をとりがちです。しかし人間でも同じで、牛乳中の乳糖を分解するラクターゼ(加水分解酵素)を持っていない猫の場合、下痢を起こすことがあります。特に子猫の場合、下痢は命取りにもなりかねません
 もし飲ませたい場合には、ヤギミルクが適切です。乳糖を除いた猫用のミルクを与えます。

 ただし、個体差もあり、お腹を壊さい猫もいます。またミルクが大好きな猫もいます。もし与えたい場合には、常温にしたものを少量与えるようにしましょう。牛乳には脂肪分も多く含まれているので、与えすぎは肥満の原因にもなります。

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★コラム 子猫の場合
子猫の場合、牛乳を飲ませると下痢をしてしまい。体力を奪いますので、あげてはいけません。必ず子猫用のミルクを与えます。それと同時に哺乳瓶を用意しましょう。
うまく自分で飲めないこともあるので、その時のためにスポイトもあるとよいです。人肌に温めてから与えます。

オマケ

ミルクを上手に飲めない子猫(笑)