猫の問題行動 その1 猫が早朝に起こしにくる…。

猫の問題行動 シリーズ

「猫が早朝起こしにくる…」

10313548_650401815042009_8275891274041705747_n猫を飼っていると、いくつかの猫の行動に困ることが出てきます。もっともね猫に悪気はないのですが、人間にとっては、ちょっと困ってしまうことの数々…。

例えば朝何時かになると、枕元で「ニャーニャー」と鳴いて起こしにくる行動。猫によっては飼い主の顔に「パシっ」っと猫パンチを食らわせたり、ほっぺたをフミフミし始めたり、顔に乗ったり、胸に乗ってジャンプしたり…とさまざまなパターンがあるようですが、いずれも寝ている人間にとってはかなり迷惑な話です(苦笑)。今回はその猫の問題行動「毎朝起こしにくる行動」について書いてみたいと思います。

うちのケース なぜオレばかり起こす!?

枕元で鳴くのは毎日ではありませんが、よくやります。今朝もありました。うちの場合だいたい6時前ぐらいですが、ひどい時は夜明け前。4時〜5時の間。
寝室には私と妻のベッドがありますが、決まってくるのは私のほうばかり(苦笑)。妻の枕元で「ニャーニャー」なくことは、ほぼありません。

ごはんちょうだい

なぜ私ばかりなのか? ということについては、おそらく毎朝フードをあげているのが私だからなのでしょう。きっと「ごはん係」だと思っているのかもしれません。加えて秋は猫たちの食欲も旺盛になる時期です。夏時期にあげていた同じ量のフードでは満足しないらしく、あげたそばからペロリと平らげてしまう有様。かといって多くあげると肥満の原因にもなるので、基本まり増やさないようにしているのですが、この季節の朝からのしつこいまでの「朝のニャーニャー攻撃」は、「お腹空いたよ! ごはんごはん、ごはんちょうだい!」なのだと思います。

しかし、この食欲旺盛な時期でなくても朝しきりに「ニャーニャー」と鳴いて起こしに来ることもあります。おそらくお腹がすいたのだろうと、フードを出して、こちらはもうすこし寝ていようと床につくも、ちっとも食べずにまた枕元にやってきてしつこく鳴き始めることも。

疲れていない時にはそれはそれでしかたがないと思うのですが、前の日に帰宅が遅かったり、体調が悪いのでもう少し寝ていたいという時でもおかまいなしだからたまったもんじゃない(苦笑)。

お腹は空いてないけど

空腹でなくても鳴くのは、単に私に「起きて欲しい」のサインなのかもしれません。

そんな時、しかたがなく起床すると落ち着くのか、不思議と鳴くことをストップします。で、遊んで欲しいのかと思ってかまい始めると「にゃー」(たぶん、ヤダーと言っている)と逃げちゃうこともしばし。「なら、もう少し寝かせてくれよ…」と思いますね(苦笑)。

【猫の「起きて!起きて!」対策】

猫の「朝のニャーニャー攻撃」に対する対処法ですが、こういった行動は子猫の時からの習慣づけでも変わると言われています。この猫の時期に「起きて起きて」に対応し、こちらが起きてフードをあげた、あるいは遊んであげたことが連続すると、「そっか、朝はお父さんの耳元でニャーニャー鳴けば、ごはんもらえるんだな、遊んでもらえるんだな」と学習してしまうのです。

いくら鳴かれようが知らんぷりで無視すればよいと本で読んだことがあります。
もしそれを実行していれば、今のウチのようにはならなかったのかもしれませんが、かわいい猫たちの声で鳴かれたら無視できませんよね。

はい、「私がいけないんです」。そして、皆様もお気の毒です(苦笑)

だってかわいいんだもん。