迷子猫(迷い猫)の探し方
迷子猫(迷い猫)の探し方
地方に住んでいる方の場合、猫を家の中と外を自由にいききさせているケースもありますが、都市部では室内のみで飼うケースがほとんどですし、自治体やペット関連の団体などもそれを推奨しています。理由は以下です。
- 都市部では自動車の交通量が多く、交通事故死が猫の死因の一位になっている
- 猫が外に出ることで感染症や寄生虫のリスクが高まる
- 猫同士がケンカをすることで怪我や感染症のリスクが高まる
- 去勢/避妊手術をしていない猫同士が交尾をし、野良猫を増やしてしまう
など。実際に野良猫の寿命は6年程度と言われていますから、やはり家から出さないほうが猫の寿命は永らえることができるといえます。家から出す/出さないについてはいろいろ議論されるところではありますが、その件についてはまた改めて書きますので、ここでは割愛します。
ここでは家猫が誤って外に出てしまい、そのまま迷子になってしまった場合の探し方を考えていきたいと思います。
猫が迷子(迷い猫)になる季節と原因
そもそも迷子にな原因ですが、主に春と秋の発情期に、性的ストレスや外猫の誘惑(?)で脱走するケースが多いようです。そうならないためにも去勢や避妊手術は飼猫においては必須といえるかもしれません。
家猫が迷子猫(迷い猫)になった場合
外にいったことのない家猫の場合、すぐ近所で発見されるケースが多いです。というのも、家猫にとっての外の世界はまさに未知の世界。本人(猫)は、怖いはず。そう遠くにいくことがないというのがほとんどです。
しかし外の世界に慣れていないため、非常に神経質になったり、パニックを起こしたりするケースも珍しくありません。飼い主が名前を呼んでも錯乱状態でわからなくなっていることもあります。
ただし、しばらくはそれほど遠くには行っていないことが多いので、自宅周辺をくまなく探してみましょう。普段使っているトイレを雨が当たらない場所においておくと戻ってくることもあります。さらに好きなおやつなども置いておくのも有効です。ここで注意したいのは、飼い主さんまでパニックになって大声で名前を呼んでしまうことです。できるだけ普段と同じトーンで名前を呼ぶようにこころがけましょう。
猫は人間の動線(道路や広場)では行動しません。以下の場所を中心に探してみましょう。
- 建物の隙間や塀の上
- 屋根の上
- 細い路地
- 壁の穴
- 物置の下
- 植木鉢の裏
- 自動車の下
猫の個体、性別また去勢や避妊済みの猫によってもテリトリーや移動距離は違いますが、以下がその目安です。
- 去勢済み雄(テリトリー):500m
- 去勢済み雄(一日の移動距離範囲):50m
- 去勢していない雄(テリトリー):1km
- 去勢していない雄(一日の移動距離範囲):100m
- 避妊済み済み雌(テリトリー):150m
- 避妊済み済み雌(一日の移動距離範囲):20m
- 避妊していない雌(テリトリー):200m
- 避妊していない雌(一日の移動距離範囲):30m
このことから、雌猫の場合にはあまり遠くに行ってない可能性が高いです。
チラシは1000枚は用意
それでも見つからない場合には、いそいでポスターを作り近所の電柱などに貼っておきましょう。また近所のスーパーや商店にも協力をお願いして貼らせてもらいましょう。
と、同時にチラシを作り、近所にポスティングしましょう。
人懐こい猫の場合、近所の家で保護されていることもあります。マンションの場合、マンションの掲示板に張り紙をするのもよい方法です(ペット禁止の場合は難しいですね…)。チラシは1000枚は作りましょう。内容は以下の項目は必ず書くようにします。
- 写真
- 色 柄
- 目立つ特徴(しっぽの長さなど)
- 名前
- 年齢
- 大きさ(重さ)
- 首輪の有無
- 連絡先
チラシは、個体の色が分かるように必ず“カラー”でつくりましょう。
首輪、マイクロチップの検討
脱走した場合に有効なのがなんといって首輪の有無です。脱走途中で外れてしまう可能性もありますが、首輪をしている/していないでは、大きく確率が変わってきます。なかにはいやがって首輪をしたがらないケースや、飼い主があえてさせないということもありますが、迷子になった時のことを考えれば、しておいたほうが安全といえますね。
また、皮下に埋め込む“マイクロチップ”という選択もあります。このマイクロチップにおいても賛否ありますが、迷子になった場合に、飼い主を特定できますので、検討してみてもよいかもしれません。ただし、マイクロチップは外からは確認できないのがデメリットです。またよく勘違いされることが多いのですが、マイクロチップにはGPS機能はないので、マイクロチップをつけているから必ず発見できるというものではありません。マイクロチップについては数千円で埋め込むことができます。かかりつけの獣医さんに聞いてみましょう。
ペット探偵に依頼
どうしても見つからないという場合には、行方不明のペットを探すプロフェッショナル“ペット探偵”に依頼するのも方法です。かなり料金はかかるようですが、手段として知っておいてもよいでしょう。「ペット探偵」で検索すれば何件かヒットするはずです。
バジルが脱走!
ウチの猫も完全に家の中のみで飼っていますが、過去に何度か脱走してしまったことがありました。というのもバジルが自分で窓を開けることを覚えてしまい、うっかり鍵をしていなかった1階の窓を自分で開けて外に出てしまったのです。幸いに敷地内にいたのですぐに捕獲できましたが、本人(猫)は、パニックになってしまい、捕まえるのが大変でしたし、僕は手を噛まれ何針も縫う怪我をしてしまいました。(この話はまた後日)