猫の留守番について
◆猫に留守番させる方法
飼い主外泊時の、猫の留守番のさせかた
猫の場合、犬と違い、朝夕の散歩をさせる必要がないので、留守番は比較的楽と言えます。1日の外泊程度でしたら、フードと水を多めにおいておくことで、大丈夫ななことが多いです。ただし、仕事の関係などで数日間に渡り家を空けなくてはならない場合には、別の方法を講じる必要があります。
1日程度の外泊の場合 餌と水は多めに出しておく
猫の餌の食べ方は、少し食べては残し、少し食べては残し…という食べ方をしますので、多めにおいておきますが、夏場にはウェット・フードは腐ってしまうので、ドライ・タイプだけを出しておきましょう。この場合、目分量ではなく、いつも出している量の2倍、あるいは3倍といったようにきちんと計っておきましょう。
水も同様で、やや多めに入れておく、あるいは器を複数おいておくというようにします。
トイレをきれいにしておく
トイレは必ずきれいにしておきます。もし複数所有している場合には、複数用意しておきましょう。トイレが汚れていると猫は排泄をしたがらなくなります。その結果病気になったり、ストレスでトイレ以外の場所でしてしまうこともあります。そのようなことがないようにするためには、トイレはきれいにしておきましょう。
何日も外泊する場合
猫を飼っている友人にお願いする
近所に住んでいて、猫を飼っているご友人に餌と水、トイレの世話をお願いするという方法です。この場合、必ず猫の扱いに慣れている友人にお願いするようにしましょう。猫好きさんは、他所の家の猫でも猫なら好きなはずですから(笑)。
やっていただくことは以下。
1:エサやり/水の好感
2:トイレ掃除
3:もし慣れている猫なら遊んであげる
4:状況報告(携帯で写真を送る、メールするなど)
もちろん、猫好きさんとは言え、その方へのお礼も忘れずに。
シッターさんにお願いする
ペットシッターを派遣する協会があります。こういったところにお願いするととても安心です。私どもでも数日間家を空けなくてはいけない際には、近所に住んでいらっしゃるいつも同じシッターさんにお願いしています。初期登録料があかかりますが、猫の場合、犬と違い散歩の必要がないので、比較的安価にやってもらえます。
流れとしては以下。
1:事前打ち合わせ
シッター日の前日までに来てくださり、打ち合わせ。双方同意の上、フードの保管場所や量、トイレの掃除の確認。 その際、家の鍵も可能であれば、この日にお預けます。都合の悪い場合は、後日の受け渡しについて相談。
2:ペットシッター 当日
事前に打ち合わせをしたとおりのお世話。シッター終了後、ペットの様子などを報告書にまとめさせて頂き、わかりやすい所に置いてくださいます。
3:ペットシッター 終了後
ご希望の日時に、あらためてお伺いし、鍵を手渡しの上ご返却。
ペットホテル
もし、海外旅行に行くという場合には、ここのような空港に併設されたペットホテルもあるので、利用してみてもよいかもしれません。ただし、猫の場合、見知らぬ場所につれていくことは、精神的な負担になりますので、そのあたりはよく考えてから。
また、動物病院でもペットを一時的に預かってくれるところもあります。まずは相談してみましょう。