兄弟猫ディルとバジルとの出会い その1
兄弟猫ディルとバジルとの出会い その1
気が付いたら、まだウチの猫たちの紹介をしてませんでしたね。今日はウチの猫たち、ディルとバジルがどうやって貰われてきたのかをお話します。
鬱を患う日々
今から6年半ほど前のことです。当時僕は仕事や家族のことで、ついに鬱を発症してしまい、精神的に安定しない日々を送っていました。なにをやっても面白いくないし、やる気も起こらない、時々病院にいき薬をもらい、飲む毎日…。
周囲から鬱には散歩がいいというので、その日も近所をとぼとぼと散歩をしていて、ある動物病院の前を通りかかったところ目に入ったのが、猫の里親募集の張り紙。A4の紙に子猫の写真が印刷され、一番下に連絡先が小さい短冊状になって「びりっ」と切り取って持ち帰ることができるようになっていました。張り紙の内容を見ると、どうやらそういった猫たちの里親を探すボランティアさんらしいことがわかりました。
昔から犬や猫に限らず動物が好きだったので、「ああ、かわいいなあ」と、なにげなくその短冊をびりっと切り取って財布に入れて持ち帰りました。
その日の晩、妻が仕事から帰り、さっそく相談してみました。
僕が「猫を飼いたいだけど…」というと、妻は「いいけど、ちゃんと世話できる?」と、まるで捨て猫を拾ってきて「飼いたい」と懇願する小学生と、その保護者のような会話(苦笑)。
「もちろん」と僕が答えると、妻も承諾してくれました。
その翌日、その“短冊”にあるボランティアさんNさんに電話をしてみることに。
このつづきまた後日!!