猫の治療費
◆猫の治療費
猫が病気や怪我になった場合の治療費用
飼っている猫が万が一病気や怪我になった場合、やはり病院に連れていき、治療を受けさせなくてはなりませんが、人間と違い、公的な医療保険がないため、その額がかなりのものになってしまいます。ここではその目安を紹介します。
治療費は様々
同じ病気やケガでも
- 動物病院での診療料金は違います。
- 進行状態や程度でも治療費は変わります。
- 手術をするか通院かでも治療費は変わります。
- 獣医師の技術料によって治療費は変わります。
高度医療を受けるか否かでも治療費は変わります。
さらに、動物病院の診療料金は、国が独占禁止法で基準料金を作ることを禁止しているので、個々の病院によって自由に決めることができます。同じ治療でも動物病院によって料金に大きく差があるのはこのためです。
猫の骨折
高いところから落ち、骨折した場合です。骨折した場所にもよりますが、手足の場合平均20万円ほどかかることが多いです。というのも、骨折の場合、単なる治療だけではなく、レントゲンや、1週間ほどの入院が必要になるからです。
猫の尿路結石
猫に多い病気の1つです。いわゆるFLUTD(下部尿路疾)と呼ばれるもので、外科手術が必要な場合、最低でも10万円以上かかります。また雄と雌では費用が変わることがあります。
膀胱結石
これも雄猫に多い病気です。手術には20万円以上かかります。
腎不全
猫は腎臓に疾患がでることが多く、完全に治ることが少ないために、継続的な治療が必要になります。薬や食餌の指導が主な治療になりますが、平均数万円/月かかります。
ワクチン接種
8000円程度(年1回)
避妊手術/去勢手術
入院の必要がある場合には高くなります。
比較的簡単にできる雄の場合と違い、開腹手術の必要性から、メスの避妊手術のほうが高額になります。
メスの場合、卵巣のみの摘出か、子宮も含めた全摘出かで費用が変わります。基本的には卵巣のみの摘出で避妊の目的は果たせますが、獣医さんによって考え方がことなることがあるので、相談してみましょう。
また、自治体によっては助成金が出るところもありますので、事前に市役所などに聞いてみるとよいと思います。
オス 10,000円~20,000円程度
メス 20,000円~50,000円程度
保険のすすめ
このように膨大な額になってしまうことをその時のために、保険に入っておきたいものです。保険においては、ペット保険に掲載します。
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